筑豊ムラおこし・地域づくりゼミナール(筑豊ゼミ)

1992年に設立した当センターの前身となるのが、「筑豊ムラおこし・地域づくりゼミナール(通称:筑豊ゼミ)」です。
ふるさと・筑豊の「豊かなまちづくり」という理念のもと、地域の文化、教育、環境などあらゆる分野で活躍できる人材を育成するた め、近畿大学九州工学部の全面協力を得て、1988年4月に誕生した会です。筑豊という広いフィールドを舞台に、様々な意見交換および問題提起、 その解決までとオールマイティな活動をいくつかの研究会に分かれ実施しています。

主な研究会

研究会では様々な分野に分かれ、活動をしており、市や自治体、企業等と連携しながら取り組む事例もあります。

写真家2.0/筑豊地域おこし写真研究会(写真部)

筑豊の魅力に気づき、故郷を大事に思うふるさと魂を醸成する。
筑豊地方には、住民それぞれの生活圏外にも、たくさんの知られざる魅力が隠れている。しかし、その魅力も自ら進んで知ろうとしないとなかなか気づくことができない。
写真を撮るという行為を通じて、意識して自分のまちをみて、魅力を発見していこうとすることで、新たに気づきを得、更にはその土地やそこに住む人たちにも興味を持つようになる。
コミュニティが繋がるためにはコンテンツが必要であり、今やだれでも気軽に撮れるようになった写真がその役割を担うことができる。
この研究会のプロジェクトを通じて「地域を好きでい続ける」、サステナブルなコミュニティを醸成することを目標としています。

市民遺産研究会

会員1人1⼈が⾃分の興味に従い、未来の市⺠に伝えたいと思う、有形・無形の⽂化遺産や⾃然遺産とそれに関する物語である「市⺠遺産」を紹介する活動を⾏っています。 また「筑豊近代遺産研究会」と連携したフィールドワークも企画しています。

古代のロマンに酔う研究会

「古代のロマンに酔う研究会〜遠賀川上流古代祭〜ヒミコを捜そう〜」

遠賀川流域が古代文化で栄えた地域であることを全国的に広める。
また、学究的な研鑽を積みながら、色々な催し物を企画し、歴史の嵐を吹かせなければと想っています。

※遠賀川城流古代祭り実行委員会(団体会員)が運営している研究会

勝手に提案研究会

「住み続けたいまち・住んでみたいまち〜勝手に提案研究会」

「学生が多く住んでいるだけのまち」から「学生を当事者とする」取り組みに加え、「地域の方々が当事者となる」ような取り組みを通じて、いいづかのまちを「住み続けたいまち・住んでみたいまち」にしていけるよう、語り、研究し、そして勝手に提案していきます。

※(公社)福岡県建築士会飯塚地域会、近畿大学教員・学生及び市民が連携して活動しています。

つかこうへいと筑豊研究会

日本の演劇界の風雲児と呼ばれた劇作家「つかこうへい」は筑豊の嘉麻市の出身です。
筑豊の人々に「つかこうへい氏の作品」(小説、演劇、映画)が身近に親しまれ、筑豊の若者たちの文化意識が向上し、心豊かな生活に結び付くよう、つか作品や筑豊の豊かな文化を学ぶ場となるよう活動をしています。

情報発信/データデザイン研究会(Pd.D研)

ひとつは、筑豊ゼミ・筑豊地域づくりセンターのWEBサイトのリニューアルと保守・管理。より見やすく、情報を容易に入手できるようリニューアルを進めるとともに、更新・管理作業を行い、WEBサイトの充実化を図る。

ふたつ目に、「つなぐカフェ@飯塚」を活動拠点の一つとして、飯塚市や企業、市民との連携を図りながら活動する。

※近畿大学産業理工学部の学生(学生会員)が中心となっている研究会